2019-11-07 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
○政府参考人(辺見聡君) 千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨した経緯については、関係する資料等に基づき判断をして行っているところでございますけれども、現在、戦没者遺族のDNA鑑定人会議において指摘された、日本人ではない遺骨が収容された可能性が指摘された埋葬地に係る遺骨について、有識者会議の下に設置されました専門技術チームにおいて日本人である可能性に係るDNA鑑定等を進めているところでございます。
○政府参考人(辺見聡君) 千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨した経緯については、関係する資料等に基づき判断をして行っているところでございますけれども、現在、戦没者遺族のDNA鑑定人会議において指摘された、日本人ではない遺骨が収容された可能性が指摘された埋葬地に係る遺骨について、有識者会議の下に設置されました専門技術チームにおいて日本人である可能性に係るDNA鑑定等を進めているところでございます。
シベリア抑留者の遺骨として外国人の遺骨を持ち帰った問題についてお聞きしたいと思うんですけれども、内部調査の結果、五百九十七人もの遺骨が日本人ではない可能性があり、そのうち三百三十六人分の御遺骨は東京の千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨しているとの報道がありますが、まず、その事実関係についてお話しください。
千鳥ケ淵戦没者墓苑には、現在、埋葬地資料、現地調査で得られた証言、入手可能な証拠に基づき日本人の遺骨である蓋然性が高いと収容時に判断し持ち帰った遺骨であって、御遺族に引き渡すことができないものを納骨をしているところでございます。
その中で、報道がありまして、平成十一年から平成二十六年にかけてロシア国内の九カ所で収集した遺骨についてDNA鑑定を行ったところ、五百九十七人分については日本人でない遺骨の可能性がある、三百三十六人分が千鳥ケ淵戦没者墓苑に納骨されているという問題であります。
千鳥ケ淵戦没者墓苑には、埋葬地資料、現地調査等で得られた証言など入手可能な証拠に基づき、日本人の遺骨である蓋然性が高いと収容時に判断し、持ち帰った遺骨であって、御遺族に引き渡すことができないものを納骨しているところでございます。
千鳥ケ淵戦没者墓苑、先ほど申し上げましたように、日本人でない可能性のある三百三十六人分、これが納められているということで、やはり参拝者がわだかまりなく慰霊できるようにするということが非常に大事だと思うんですが、この三百三十六人、日本人でない遺骨が収納されている件については今後どのような対応を考えておられるか、お聞きしたいと思います。
内閣総理大臣として毎回供花をしておりますが、また、八月十五日の全国戦没者追悼式には主催者として式辞を述べるとともに、毎年五月の千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式にも可能な限り出席をし、献花を行っているところでございます。 今後とも、いまだ収容されていない御遺骨を一日も早くふるさとにお迎えできるように、国としての責務を果たしていくため全力を尽くしてまいりたいと、このように考えております。
戦没者といいますと靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑だけではないんです。こういう旧陸軍墓地が全国に多数あります。 そこで伺いますが、尊崇の念を抱かれるべき兵士らが国や多くの国民から忘れ去られようとしております。この現実を財務大臣はどのように受け止められるでしょうか。
御遺骨について、可能な限り御遺骨を御遺族の元にお返しすべきという要請と、長年外地なり戦場で収容されずに置かれてきた御遺骨を早期かつ丁重に焼骨して慰霊すべきという要請の両方の要請に応える必要があるというふうに考えてございまして、必ずしも身元特定につながる可能性が高くない部位につきまして、御遺骨の尊厳や御遺族の心情に鑑みまして、国として慰霊を行うため、そのまま保管するのではなく、早期かつ丁重に火葬し千鳥ケ淵戦没者墓苑等
一方、これは先回の委員会でもお答え申し上げましたけれども、長年収容されず戦地に置かれ、ようやく収容された御遺骨について、早期かつ丁重に火葬して遺族にお返しする、それがかなわない場合には千鳥ケ淵戦没者墓苑等に納めることが戦没者の尊厳につながるとの考え方もあり、厚生労働省では、現時点でこれを基本に戦没者の特定に必ずしもつながらない部位について取り扱っているということでございまして、海外の戦地に遺骨収集帰還事業
その一方で、長年収容されず戦地に置かれた御遺骨につきましては、御遺骨の尊厳や御遺族の心情に鑑み、国として慰霊を行うため、必ずしもDNA鑑定につながらない部位で遺留品もない場合には、そのまま保管するのでなく、早期かつ丁重に火葬し、千鳥ケ淵戦没者墓苑等に納めることが最善というふうに考えてございます。
一方で、厚生労働省といたしましては、外国で祖国のために尊い命を犠牲にされました戦没者の御遺骨に対しましては、礼をもって向き合うことが大切というふうに考えてございまして、収容されました御遺骨について、早期かつ丁重に取り扱い、火葬し、可能な限り御遺族の元にお返しできるよう、また、できない方につきましては千鳥ケ淵戦没者墓苑等にお納めするというふうにすべきと考えてございまして、DNA鑑定に必ずしもつながらない
また、そして審議官が答弁をいたしましたけれども、厚生労働省といたしましても、次世代への継承というものは大変大事なことだと思っておりまして、若い世代の方に是非、千鳥ケ淵戦没者墓苑のことを知っていただきたい、訪れていただきたいと、このように思っているところでございます。
千鳥ケ淵戦没者墓苑で行われておりますこの御遺骨の引渡式は、冬場に行われる、一月、二月、三月なども実施されているわけでありますが、戦没者の御遺族が高齢化されている中で、こうした冬場の寒い時期に行われるこの引渡式において、御遺族の負担を軽減するために今現在厚生労働省が行っている取組についてお聞かせいただければと思います。
実は、九段会館の周辺には、昭和館、それから戦傷病者史料館、千鳥ケ淵戦没者墓苑、平和祈念展示資料館等があります。所管する省の枠を超えて、こういった施設の連携を図ることが重要だろうと。
○国務大臣(岸田文雄君) 御指摘のケリー国務長官そしてヘーゲル国防長官、このお二人が千鳥ケ淵戦没者墓苑、訪問されたこの意味について御質問でありますが、本件、この訪問はまず基本的に米国の行事として行われたものですので、私は意味について申し上げる立場にはないと考えておりますが、米側は本件訪問について、日本の戦没者に対する敬意を表するため、こうした説明をしていると承知をしております。
ですから、このアーリントン国立墓地と千鳥ケ淵戦没者墓苑、これ一概に比較すること、これは困難であると認識をしています。
しかしながら、千鳥ケ淵戦没者墓苑に訪れます御遺族等が、疑心を持つことなく、心安らかに拝礼することができるよう、これまでにフィリピンから帰還しました御遺骨のうち、現在の鑑定方法に基づきまして帰還した御遺骨につきましては、当面の措置としまして、厚生労働省の霊安室に安置しているところでございます。
また、自ら、総理として初めて地中で発見された遺骨を手にして土などを取り除いて遺骨を収容され、先月十五日には千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれました硫黄島戦没者遺骨の引渡式にも総理大臣としては初めて出席をされました。 不本意にも異国の地で命を落とし、いまだ肉親の元に帰ることができないという状況、そして、せめて遺骨だけでもと待ち望む高齢化した遺族の皆様の気持ちはよく御理解いただけると思います。
厚生労働省といたしましては、毎年五月に、皇族の御臨席を仰ぎ、また関係閣僚の出席の下、遺骨収集などにより海外から持ち帰られました戦没者遺骨のうち遺族に引き渡すことのできない遺骨につきまして墓苑にお収めをし、また併せて、墓苑に収められております遺骨に対し拝礼を行うために千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式というのを毎年挙行いたしておるわけでございます。
○政府参考人(大槻勝啓君) 議員御指摘の霊安室でございますけれども、お話しのとおり、遺骨収集におきまして収集した遺骨を遺族の方に引き渡すまでの間、あるいはまた、千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式におきまして墓苑にお収めするまでの間、一時的な安置という考え方で厚生省、厚生労働省社会・援護局におきましてお預かりをしているところでございます。
○副大臣(中野清君) 平成十七年度におきましては、千鳥ケ淵戦没者墓苑におきまして、御遺骨引渡しが五回挙行をしております。
○政府参考人(新島良夫君) 千鳥ケ淵戦没者墓苑でございますけれども、御承知のように、これは遺族に引き渡すことのできない戦没者の御遺骨を納めるための国の施設であるということでございまして、墓地、埋葬等に関する法律、墓埋法と言っておりますけれども、この法律によりまして、死体又は焼骨を土中に葬る施設を墳墓、あるいはその墳墓を設けるための区域を墓地というふうに規定をしているところでございます。
そこで、この報告書では、冒頭、靖国神社のお話ございましたけれども、新たな国立の施設は靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑、こういったような既存の施設と両立できるものであると、こういうふうにしております。
この懇談会の話のいかんによりましては、千鳥ケ淵戦没者墓苑のあり方についても、これからも検討が行われるものだというふうに私は思っております。
○真野政府参考人 本年度の千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式は、来週二十七日に予定をいたしております。この準備作業といたしまして、五月十九日の夕方、納骨室をあけるということを行いました。二十日の墓苑の開苑前に、厚生労働省の社会・援護局の外事室の室長補佐以下六名が納骨を行いました。
そこで、早速質問の方に入らせていただきますが、千鳥ケ淵戦没者墓苑の改修計画について、厚生労働省の方にお伺いをさせていただきます。 同墓苑には、かつての戦争で亡くなられました方々のうち遺族に引き渡すことができない御遺骨が現在三十四万八千四百六柱納められておるわけでございます。
千鳥ケ淵戦没者墓苑、先生御案内、御指摘のとおり、昭和三十四年三月竣工いたしました。竣工当初、六角堂の地下納骨室に御遺骨をお納めしてまいったわけでございますけれども、その後、遺骨収集の進展に伴いまして残余面積が僅少となったということから、平成二年度と平成十一年度、二回にわたりまして六角堂の奥の正面に納骨室の増設を行ったところでございます。
○副大臣(狩野安君) 千鳥ケ淵戦没者墓苑というのは、委員御承知のように、遺族に引き渡すことのできない遺骨を納める国の施設でございまして、私も今年の一月にお参りに行ってまいりましたけれども、千鳥ケ淵戦没者墓苑というのは、竣工当時から見ますと大変狭くなりましたので、平成二年度と平成十一年度には六角堂の奥正面に納骨室を増設いたしました。
これは総理が、今先生からお話ございました、靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑における国民の思いを尊重しつつも、内外の人々がわだかまりなく追悼の誠をささげるにはどのようにすればよいかということを議論する必要がある、こういうふうに八月十三日に靖国に行くときに談話として発表したものでございます。それを受けまして、私が私のもとに懇談会をつくろうと、こういうことであります。